米Microsoftは9月14日(日本時間15日)に9件の月例セキュリティ情報を公開し、Windows、Internet Information Services (IIS)、Officeに存在する合計13件の脆弱性に対処する。9日の事前通知で明らかにした。
9件のセキュリティ情報のうち、深刻度が最も高い「緊急」に分類されているのはWindows関連2件とWindows/Office関連2件の合計4件。Office関連の脆弱性は、Outlook 2002/2003/2007に深刻な影響を与える。
残る5件の深刻度は上から2番目の「重要」レベルで、いずれもWindows関連となる。
Windowsをめぐっては、DLL読み込みの脆弱性を突いた新たな攻撃方法が8月に発覚し、多数のアプリケーションに深刻な影響を及ぼすことが判明。これまでにMozillaのFirefoxやAppleのSafariが更新版をリリースしてこの問題に対処している。MicrosoftのアプリケーションではOffice、Windows Mailなどが標的になっていると伝えられていた。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR