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» 2010年09月27日 07時00分 UPDATE

「アホみたいなことを本気で」 ロボット×ギャル文化×ビデオゲーム「デコロボ大戦」

2足歩行ロボとビデオゲーム、ギャル文化という謎の組み合わせが、アーケードゲーム「デコロボ大戦」で実現。実際に遊んでみた。

[宮本真希,ITmedia]
画像 デコロボ大戦。プレイ中はピンク色のライトがギラギラ光る

 「アホみたいなことを本気でやる社風なんで」――福岡市のロボットベンチャー・メカトラックスが開発した「デコロボ大戦」は、世界で初めて2足歩行ロボとビデオゲームを組み合わせたというアーケードゲームだ。ロボットをラインストーンでデコレーションするなど、“ギャル文化”も取り入れている。

 ロボットを操作して景品をとるクレーンゲーム「ロボキャッチャー」に続く、同社のアーケードゲームの第2弾。ロケテストしていた都内のゲームセンターで、記者も実際に遊んでみた。

操作は時間との勝負

 操作バーを動かしたりボタンを押したりすると、身長約30センチのロボットが動く仕組み。ロボットのアームでボールをつかみ、投入口に入れると、ディスプレイに映し出されていボウリングのピンを倒したり、敵にダメージを与えたりできる。

 早速操作してみよう。ロボットの自由度は14。前進、後退、左右に回転と動きはスムーズだ。ボタンを押すとボールをつかむ。最初はボールとの距離感がつかめず、ロボットのアームが空を切ったが、2回目で無事つかめた。


画像 投入口までうまくボールを運ぼう
画像 制限時間がなくなってくるとライトが赤くなり、ディスプレイにはメカトラックス永里社長の顔が現れる
画像 ゲームオーバーになると再び永里社長が現れ「訓練して出直してこい!」と怒る

 ここまではわりと順調だが、制限時間はどんどん減っている。さっさと投入口にボールを入れよう。敵に大きなダメージを与えたり、ボウリングのピンにクリティカルヒットさせるため、ディスプレイに表示されるアニメを見ながら、タイミングを測る。

 ここだ! というところでボールをロボットの手から離すと、無事に敵を倒すことができた。だが記者が挑戦したのは難易度4段階のうち最も簡単なレベル。レベルが上がると制限時間が短くなるため、ロボットを焦らず落ち着いて操作することが求められそうだ。

なぜプリクラ機風?

画像 筐体

 デコロボ大戦は、同社が手掛けるアーケードゲームの第2弾。第1弾のロボキャッチャーは、ロボットを操作して景品を取るクレーンゲームだが、重い景品をつかめないといった課題があった。そのため第2弾は景品を使わずに遊べるものを――と考え、デコロボ大戦が出来上がった。

 ロボットは、足や体の一部がピンク色で、きらきらしたラインストーンも付いている。デコロボ大戦を設置する店側が自由にデコレーションできる仕様という。筐体の垂れ幕もピンク色。ギャル風の若い女性がロボットを持って微笑む写真がプリントされており、一見するとプリクラ機のようだ。


画像

 同社の永里壮一社長は「ロボットとギャル文化という対極にありそうな2つを組み合わせると面白いかなと思った」と狙いを語る。2足歩行ロボは「もうあんまり珍しくない」が、一手間加えることで「個性を持たせた」。「ロボットを無骨なものではなくもっとエンターテイメントにしたい」という。

 9月26日まで横浜市のゲームセンター「ザ・サードプラネット港北ニュータウン店」(横浜市営地下鉄センター北駅から徒歩約3分)でロケテストする。メインのユーザー層は、子どもから中高生と想定。「とがった作りなので、ロケテストを通じて客の反応を確かめたい」という。

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