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Google Chrome 7の安定版リリース、深刻な脆弱性に対処

» 2010年10月20日 08時10分 公開
[ITmedia]

 米Googleは10月19日、WebブラウザGoogle Chrome 7の安定版をリリースした。同社はChromeの新しい安定版をおよそ6週間ごとに提供すると宣言しており、ほぼそのスケジュールに沿ったリリースとなる。

 「Google Chrome 7.0.517.41」は、セキュリティ問題への対処や不具合の解消が主眼となり、10件の脆弱性が解決された。危険度が最も高い「Critical」レベルの脆弱性はこのうち1件で、フォームのオートフィル(自動入力)機能にブラウザのクラッシュを引き起こす脆弱性があった。

 これに次いで危険度の高い「High」レベルの脆弱性は5件あり、フォームのクラッシュ問題、URLスプーフィング問題、アニメGIFに関連したメモリ破損問題などに対処している。なお、10件のうち2件はLinuxのみに影響する脆弱性となる。

 Google Chrome 7はWindows、Mac、Linuxに対応。GoogleのWebサイトからダウンロードできるほか、ユーザーには自動アップデートの通知が届く仕組みになっている。

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