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» 2011年01月20日 19時04分 UPDATE

Yahoo!JAPAN、地域情報を「Yahoo!ロコ」に集約 店舗情報発信できる「プレイスページ」提供

「使いづらい」というYahoo!JAPANの地域関連サービスを集約してリニューアルする「Yahoo!ロコ」が4月にオープン。店舗情報をオーナーが発信できるプレイスページも用意する。

[宮本真希,ITmedia]
画像 Yahoo!ロコ

 ヤフーは1月20日、地図やグルメなど、Yahoo!JAPANの地域関連サービスを集約したサイト「Yahoo!ロコ」を4月上旬にオープンすると発表した。レストランなどの店舗情報をオーナーに登録してもらう「プレイスページ」機能も提供。3月から事前登録の受け付けを始める。

 「Yahoo!地図」「Yahoo!グルメ」「Yahoo!電話帳」「Yahoo!道路交通情報」など、これまでそれぞれ独立して提供していた地域関連サービスを集約し、あらゆる地域情報をひとつのサービスで手軽に探せるようにする。利用はPC、携帯電話、スマートフォンから可能だ。

 オープン時には数百万件の地域情報を掲載する予定。気になる情報をブックマークして後からチェックできる「キープ」機能や、Twitterやmixiなど外部サイトを通じてキープした情報を友人や知人とシェアする機能も提供する。

画像 プレイスページ

 プレイスページでは、レストランなどが電話番号や定休日といった店舗情報を登録して公開できる。PC・携帯・スマートフォン向けページを同時に作成できる点が売りだ。Yahoo!のWeb検索結果ページにも表示して誘導する。

 プレイスページの管理ツールでは、ページビュー(PV)などのアクセスデータを閲覧できる。自分の店を「キープ」してくれたユーザーにクーポンを発行したり、投稿された口コミに返信したり――と、客と直接コミュニケーションする機能も備える。

 プレイスページの利用は基本無料。プレイスページがYahoo!ロコの検索結果の上位に掲載されたり、利用できるテンプレートの種類を増やせる有料プランも用意する。利用料は、飲食店向け定額タイプが年間6万円、それ以外の業種向けプランが年間3万6000円などとなっている。

 ヤフーは事業戦略の柱として、どんなデバイスからでもサービスを利用できるようにする「Everywhere化」、ソーシャルメディア化、地域・生活情報の充実、オープン化の4つを掲げてきた。Yahoo!ロコは「この4要素を全部取り入れたサービス」(喜多埜裕明COO)だ。

画像 サービスイメージ

 Yahoo!ロコに集約する各サービスの既存ユーザーを合わせ、月間に約2600万ユーザー、約17億PV規模を見込む。特にスマートフォンからの利用が伸びていくと見ており「数年後にはみんながスマートフォンでこのサービスを使っている――というのを想像しながら作りこんでいる」という。

 収益は、プレイスページの有料プランのほか、Yahoo!ロコの検索検索ページに表示する検索連動型広告などから得る。具体的な数値は非公開だが「とてつもなく大きな目標」を掲げているという。

 喜多埜COOは「これまでのYahoo!の地域関連サービスは、ユーザーにとっても事業主にとっても使いづらいものだったが、もっと活性化させて良いものにしていく」と話している。

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