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Facebook、プライバシーポリシーを改定へ――より平易で分かりやすい表現に

» 2011年02月28日 12時04分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Facebookは2月25日(現地時間)、同社のプライバシーポリシーの記述を、現在より平易で一般ユーザーにも分かりやすいものに改定すると発表した。同社は向こう数カ月のうちに、さまざまな新サービスの立ち上げを計画しており、それに先立ってユーザーに自分のデータがどう扱われるかを理解してもらうのが目的という。法律用語などを極力排して平易にするが、本質的な内容は変えない。

 同社のプライバシーポリシーは5830ワードに上り、「米合衆国憲法より長い」などと批評されている。また、新しいサービスを開始する際、サードパーティーによるユーザーデータの利用方法などが分かりにくく、ユーザーから苦情が寄せられることも多い。例えば1月に発表したサードパーティーのアプリがユーザーの住所と携帯電話番号を入手できる機能は、ユーザーからの苦情を受けて一時停止している

 改定に当たっては、文章を平易にするほか、関連するポリシーが分散していると指摘されたトピックを1カ所にまとめたり、画像や動画を盛り込んだり、表示をレイヤー構造にするなどの工夫を施している。

 改訂作業はまだ始まったばかりだが、ユーザーのフィードバックを受けるため、改訂プロセスを公開するとし、ドラフトも公開した。

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