ITmedia NEWS > セキュリティ >
セキュリティ・ホットトピックス

9月のMSセキュリティ情報、「重要」レベルが5件

» 2011年09月09日 07時31分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは、9月の月例セキュリティ情報を米国時間の9月13日(日本時間14日)に公開すると予告した。今月は5件のセキュリティ情報を公開し、合計15件の脆弱性に対処する。最大深刻度は5件とも、4段階で上から2番目の「重要」レベルとなる。

 5件のセキュリティ情報のうち2件はWindowsの脆弱性を解決するもので、1件はサーバ用のWindowsが、もう1件はWindows XPからWindows 7、Windows Server 2008 R2までの全Windowsが影響を受ける。

 残る3件はOfficeおよびサーバ用ソフトウェアが対象で、ExcelなどのOffice製品やSharePoint Server、Office Web Appsなどの脆弱性に対処する。Officeの脆弱性はOffice for Macも影響を受ける。

 Microsoftセキュリティ対策チームのブログによれば、今回からはセキュリティ情報ページのURLも変更になる。ローカライズを促す目的で、今後は全てのセキュリティ情報を「http://technet.microsoft.com/security/bulletin/msyy-xxx」というパターンのURLで公開し、マシンの言語設定に従って各国語のページに自動的にリダイレクトする。さらに、旧パターンのURLで公開済みの情報についても、新しいページにリダイレクトする予定だという。

関連キーワード

月例パッチ | Windows | Microsoft | Office | 脆弱性


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.