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Microsoftが9月のセキュリティ情報を公開、「重要」が5件

» 2011年09月14日 07時06分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは9月13日(米国時間)、予告通りに5件のセキュリティ情報を公開し、WindowsやOfficeの脆弱性に対処した。最大深刻度は5件とも、Microsoftの4段階評価で上から2番目に高い「重要」レベルとなっている。

 セキュリティ情報によると、5件のうち2件はWindowsインターネットネームサービス(WINS)の脆弱性とWindowsのDLL読み込み関連の脆弱性に、残る3件はExcel、Office、SharePointの脆弱性にそれぞれ対処した。Excelの脆弱性はMac版にも影響を及ぼす。

 更新プログラム導入の優先順位では、Excel(MS11-072)、DLL読み込み問題(MS11-071)、Office(MS11-073)の3件の更新プログラムについて、比較的優先度の高い「2」と評価、残る2件については1段階低い「3」と評価している。

 これとは別に、オランダの認証局DigiNotarの不正なSSL証明書発行問題に関連したセキュリティ以外の更新プログラムも再度公開した。前回の更新プログラムで失効させた証明書に加え、DigiNotarが別の認証局と共同で発行している証明書についても新たに失効扱いとした。

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