ITmedia NEWS >

「BIGLOBEクラウドホスティング」にオートスケール機能 低価格メニューも拡充

» 2011年10月24日 13時40分 公開
[本宮学,ITmedia]

 NECビッグローブは10月24日、パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」に、オートスケール機能、API公開、Webアクセス解析機能を追加すると発表した。25日から利用できる。併せてネットワーク転送料金を完全無料化し、低価格メニューも拡充する。

 新たに提供するオートスケール機能は、月額1050円(税込)で利用できるオプションメニュー。事前に指定したスケジュールや、CPUやメモリ使用率の増減に応じて自動でサーバリソースを追加/削除できる。

 さらに無料でAPIも利用でき、外部システムとの連携が可能。外部のプログラムを用いたサーバ構築の自動化や、外部の運用監視システムとの連携によるサーバ監視/制御などによって、システム運用を効率化できるようになるという。

 Webアクセス解析機能も初期費用2万1000円・月額5250円で利用できるようにする。ユーザーは同機能の利用で、タグ付け不要でWebサイトのアクセス状況をリアルタイムに解析できるようになる。同社のWebアクセス解析サービス「WebMil for BIGLOBEクラウドホスティング」との連携によって実現した。

 そのほか、従来はネットワーク転送量が100Gバイト/月を超えると発生していた超過料金を無料化するとともに、仮想サーバ1台当たり4725円で利用できる機能限定版メニュー「ナノモデル」を追加する。また、従量料金プランの利用者向けに、新たにサーバ休止機能を追加。通常20円/時の従量料金がサーバ休止中は4円/時となり、サービス開発のスモールスタートなどを支援するという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.