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芸能人や他人のチャットを“のぞき見”できる「peep」

» 2012年05月16日 20時00分 公開
[山崎春奈,ITmedia]

 イグニス(東京都渋谷区)は5月16日、有名人や一般ユーザーによるテーマ別チャットを閲覧して楽しめるiPhone/Androidアプリ「peep」を正式リリースした。

 Twitter/Facebookアカウントかメールアドレスでログインし、参加者別の「ルーム」とテーマ別「トピック」を選択すればグループチャットを閲覧できる。芸能人としてはいとうせいこうさんらが参加するほか、一般ユーザーもルームを開設して友人などとの公開チャットを行える。

photophoto アプリ使用時のイメージ

 チャットに参加していないユーザーが参加者にコメントを送ることもできる。コメントはまずチャットオーナーに送信され、オーナーが許可したコメントのみがチャット内に掲載される仕組みだ。

 またアプリ内で購入できる仮想通貨「ゼニー」を使えば、チャット参加者のコメントにFacebookの「いいね!」に当たる「ブラボー!」を送れる。中には一定額のゼニーを支払わないと閲覧できない“ファンクラブ会員限定”トピックも。1ゼニー=1円でクレジットカード決済で購入できる。

 同社の長谷川利貴 海外事業戦略室アメリカ事業部コンテンツディレクターは「“レストランで隣の席の会話がおもしろいと聞き耳を立ててしまう感じ”をネット上で再現したい」「テレビ番組のような複数人での掛け合いと、ソーシャルメディアの双方向性を組み合わせた新たな情報コンテンツを作りたい」と話している。

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