おフランス娘ボーカルシンセ「ALYS」と初デートしてみたら頭がどうにかなりそうに(1/5 ページ)
最初はUTAUで歌声をチラ見せ。VOCALOIDでやる宣言した後でやっぱりCeVIOにするわ、ところが新興のAlter/Ego事務所からデビューが決まりましたというきまぐれフランス娘こと「ALYS」がついに発売されたので、さっそく歌ってもらった。
Alter/Egoというのは、VOCALOID、UTAU、Sinsy、CeVIOといった日本で生まれた歌声合成ソフトではなく、カナダ製。もともとはPlogue Art et Technologieが開発したChipspeechという、音声合成の歴史をさかのぼること数十年のレトロ音源で歌うというイロモノだったが、その後Alter/Egoという無料のソフトウェアと、Daisyという無料の歌声をリリース。ALYSもそこにのっかることになった。
ChipspeechおよびAlter/Egoは英語、日本語の歌詞で歌い上げることができるが、ALYSでは英語の代わりにフランス語で歌う。日本語でもうまく歌える。ちなみにALYSは21歳という設定だ。
Alter/Egoとしての最初のデモ曲はこれ。
ALYSさんに、まずは日本語で歌ってもらった
Alter/Egoは、スタンドアロンとDAW(音楽制作ソフト)用プラグインの2種類が用意されている。プラグインは主要なものをほとんどカバーしているので、Mac、Windows問わず幅広く利用できる。今回はMacのLogic Pro Xと、AudioUnitsプラグインで使ってみた。
ALYSの価格は100ユーロ(1万2500円)。ダウンロード販売オンリーだ。今回は事前予約でちょっと安く、83.33ユーロで購入できた。現在もそのセールは続いているようだ。
Macへのインストールには322.8Mバイトの容量が必要。インストーラは、Mac版が299.4Mバイト、Windows版が298.3Mバイトとけっこうコンパクトだ。容量が少ないためか、インストールは一瞬で終わる。
Alter/EgoではFormant Singerという合成方式をとっていると言っている。ARIA Engineというサンプラー/シンセシスエンジンをベースにしているとうたっていることもあり、サンプラーの素片を接続した、UTAUに近いものではないかと推測される。
とりあえず1曲、日本語で試してみた。そう、ALYSは日本語で歌えるのだ。
最近投稿したばかりのカバー曲のオケがあったので、荒井由実(当時)の「海を見ていた午後」のカバーで試してみた。デイリーポータルZで山手のドルフィン探訪記事があったので、インスパイアされたのだ。デビュー当時のユーミンっぽい声質でもあるので、似合うかな、と。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
8
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
9
不正アクセスによる漏えい人数、半年余りでのべ2億6000万人に 日本人口の2倍超
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR