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Apple、新しい「メッセージ機能」発表 秘密のメッセージ機能、API公開も

» 2016年06月14日 03時41分 公開
[太田智美ITmedia]

 米Appleは6月13日(現地時間)、iOS 10のいち機能として、新しい「メッセージ機能」を発表した。リンク先の内容(動画など)をインラインで表示できるほか、絵文字が3倍に拡大する機能、指でこすらないとメッセージが読めない秘密のメッセージ機能、手書き機能、エフェクトなどが加わった。


apple

 リッチリンク機能では、URLを貼るとリンク先の内容をメッセージ内で表示。動画のURLを貼ればリンク先に飛ばなくてもインラインで再生してくれる。絵文字の機能もアップデートされ、3倍拡大や文字を打つと絵文字を予測して表示する機能などが加わった。なお、従来の絵文字とは異なる、大き目の動く絵文字(ステッカー)機能も導入されている。


apple インライン表示も、手書き文字も

apple 「Happy Birthday」と入力すると、大きく風船が表示

 指でこすらないとメッセージが見えない機能では、メッセージ受信時には隠された文字が指でこすると見えるようになるというもの。サプライズや内緒の手紙をやりとりしている気分になれる。エフェクト機能では「Happy Birthday」「Congratulations!」などとメッセージすると画面上に風船が飛ぶアニメーションがフルスクリーンで表示される。


apple 指でこすらないとメッセージが見えない機能(before)

apple (After)

apple メッセージの横に反応を付け加えることも可能

apple ちょっとしたラクガキも

apple ステッカー

apple 単語を認識して絵文字に

 他に、予約したレストラン情報が見られるほか、Apple Payと連携し支払いもメッセージから可能。

 これらの機能は、デベロッパー向けにAPIも提供する。

太田智美

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