米Amazon.comが7月27日(現地時間)に発表した2017年第2四半期(4〜6月)決算は、売上高は前年同期比25%増の379億5500万ドルと好調だったが、純利益は77%減の1億9700万ドル(1株当たり40セント)と大きく減少した。新技術やコンテンツ開発のための投資やマーケティングコストの増加が響いた。
売上高はアナリスト予測の372億ドルを上回ったが、1株当たり純利益はアナリスト予測の1ドル42セントを大きく下回った。
ジェフ・ベゾスCEOは発表文で「Amazonは一丸となって顧客にフォーカスし、突き進んでいる。(中略)顧客のためのサービス開発に取り組み、今後も高品質なサービスのために投資していく」と語った。
売上高に大きく貢献したのは引き続きクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」だった。AWSの売上高は42%増の41億ドル、営業利益は28%増の9億1600万ドル。Amazon全体の営業利益率は3.7%だが、AWSは23.5%だ。
第3四半期(7〜9月)の見通しは、売上高を前年同期比20〜28%増の392億5000万〜417億5000万ドル、営業利益を前年同期より低いー4億〜+3億ドルとした。同社はこの四半期中に137億ドルのWhole Foods買収を完了する見込みだ。
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