国内最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2017」(千葉・幕張メッセ、9月24日まで)の前半戦・ビジネスデイが終了した。VR(仮想現実)関連のタイトルに加え、嗅覚や触覚をリアルに再現するデバイスも登場し注目を集めた。
出展タイトル全1317のうち、VR関連タイトルは117を占めるなど充実。コナミデジタルエンタテインメントが出展した、スマートフォンゲーム「ラブプラスEVERY」(今冬公開予定)のVR体験ブースには長蛇の列ができた。
一方、VR映像(視覚)以外に、嗅覚など別の感覚をプラスする展示も目立った。香りを出せるデバイスを開発するベンチャー企業「VAQSO」のブースには、VR空間でアイドルと触れ合い、シャンプーや香水の香りもする「透明少女」が出展された。ニンニクの匂いが漂う厨房で、ギョーザやラーメンを調理する「カウンターファイト」にも、来場者の視線が集まった。
このほか、ナマコのざらざらとした質感を再現するデバイス(東北学院大学など開発)や、ユーザーとの会話で“ボケる”人工知能(日本大学など)も登場。こうした展示の数々と、それらを彩るコンパニオンたちなど、ビジネスデイの雰囲気を多数の写真で振り返ってみよう。
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