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360度スピンするVRマシン「GYRO VR」登場(動画あり)東京ゲームショウ2017

» 2017年09月21日 17時59分 公開
[片渕陽平ITmedia]

 360度回転する座席でVR(仮想現実)映像を楽しむ――そんなアトラクション「GYRO VR」(ジャイロ VR)が、東京ゲームショウ2017(千葉・幕張メッセ、9月21〜24日)に出展されている。搭乗者が見ているVR映像と連動し、座席が左右に揺れたり1回転したりする。

 VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着すると、戦闘機のコックピットの映像が目の前に広がる。間もなく格納庫が爆発、壁が崩れ出す中、ユーザーが乗った戦闘機が発進し、エイリアンが操る宇宙船とのドッグファイトが始まるという、映画「インデペンデンス・デイ」を思わせる内容だ。

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 戦闘機が急降下するシーンや、敵の攻撃を受けてクラッシュするシーンでは、座席自体が大きく回転。1回転しても落下しないように、座席にはシートベルトを備え、VR HMDは後頭部とあごの部分をベルトで固定する仕組みになっている。

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 開発したのは、韓国企業のSangwha。東京ゲームショウには、販売業務などで提携しているスホ(東京都新宿区)が出展した。「ロボットとVRを組み合わせ、実際の走行やジャンプと同じように重力や加速を感じるようにすることで、VRを最大限に体験できる」としている。今後改良を重ね、ショッピングモールやテーマパークなどへの導入を見込む。

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