米Googleが、ディスプレイの表面をスピーカーに変える技術を手掛ける英Reduxを買収したと、米Bloombergが1月10日に報じた。
Reduxは、2013年創業のケンブリッジに拠点を置く非公開企業。CEOだったネッコ・イワノフ氏のLinkedInによると、2017年8月に成功裏にイグジットしたとある。
既になくなっている同社のWebサイトによると、主要技術は、端末の表面にマイクロスピーカーや開口部を設けずに、パネルやディスプレイから高音質の音を鳴らせる「パネルオーディオ」アクチュエータと、ディスプレイ表面に触覚効果を持たせる信号処理アルゴリズム。自動運転技術も手掛けているという。
昨年のMWCに出展しており、米Mashableがその技術をツイートで紹介している。
今後Pixelシリーズのスマートフォンなど、「Made by Google」のハードウェアにこういた技術が採用されるのかもしれない。
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