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» 2018年11月05日 07時00分 公開

注目度3倍のデジタルサイネージロボット、パナソニックが19年発売

パナソニックは、自律移動型デジタルサイネージロボット「Signage HOSPI」(サイネージ・ホスピー)を2019年に商品化する。1月の実証実験でサイネージとしての有効性を示したという。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 パナソニックは、自律移動型デジタルサイネージロボット「Signage HOSPI」(サイネージ・ホスピー)を2019年に商品化する予定だ。同社の創業100周年を記念した全社企画「クロスバリューイノベーションフォーラム2018」の展示会場で明らかにした。

「Signage HOSPI」(サイネージ・ホスピー)

 HOSPIはもともと病院向けに開発された搬送ロボット。あらかじめ記憶させた地図情報に基づいて自律走行し、人や物などを検知した場合は自動的に回避する機能を持つ。薬剤や検体の搬送に看護師の手をわずらわせる必要がなく、病院運営を効率化できるのがメリットだ。

 その自動回避機能を別の分野でも応用しようと作られたのがSignage HOSPI。胴体の前面と左右側面に26インチディスプレイを搭載し、空港ターミナルなど広い空間を自律移動する。子どもが行く手を阻んでも安全に回避し、万が一衝突されてもケガをさせない丸みを帯びた形状とした。

実証実験での視線比較イメージ

 今年1月には成田国際空港で実証実験を行い、固定型のデジタルサイネージと比べて3倍以上の注目を集めたという。「ディスプレイに機内持ち込み制限品の情報などを表示し、カメラで人の視線を測定した。固定式は1時間あたり252だったのに対し、Signage HOSPIの前面ディスプレイは844と3.35倍の視線を集めた。両側面も2.6倍から2.9倍で、サイネージとしての有効性を示した」(同社)という。

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