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» 2012年06月04日 21時36分 UPDATE

LED照明:人の存在を検知して自動的に調光、防犯効果も期待できる屋外向けLEDライト

夜間に屋外を照らす照明器具には、強い光を発するハロゲンランプなどを使うことが普通だった。最近は、ハロゲンランプ並みの強い光を発するLEDライトも登場している。オプテックスは照度センサーと人感センサーを組み合わせて、必要な時にだけ強く光る屋外向けLEDライトを発売する。

[笹田仁,スマートジャパン]

 オプテックスは2012年6月4日、屋外向けライト「ELシリーズ」の新製品、「EL-101L」「EL-202L」を6月11日から発売することを明らかにした(図1)。EL-101Lはライトを1つ搭載しており、EL-202Lはライトを2つ搭載している。価格はEL-101Lが5万2290円、EL-202Lが6万2790円(どちらも税込み)。

Outdoor LED Light 図1 EL-101L(左)とEL-202L(右)

 消費電力量が少ないということが最大の特長。同社が2011年8月に発売した製品はライトの光源にハロゲンランプを使っていたが、今回の新製品ではLEDに切り替えた。ハロゲンランプを使った製品の最大消費電力は220Wだったが、光源をLEDに切り替えたことで、最大消費電力をEL-101Lで17W、EL-202Lで31Wまで低下させた。

 さらに、照度センサーと人感センサーを搭載し、場面に合わせて光の強さを調節する(調光)機能も特長として挙げられる。必要なときにだけ最大限の明るさで照らすようにすることで、消費電力量をさらに下げることができる。

 EL-101L、EL-202Lは、周囲が暗くなったことを照度センサーが検知すると、20%の明るさで点灯する。さらに、人感センサーの検知エリアに人間が入ってくると100%の明るさで光る(図2)。20%の明るさで点灯しているときの消費電力は5〜7W程度。

Crime Prevention 図2 明るさが変化すると人の注目を集める。その結果、犯罪抑止につながる

 近くに人間がいない時でも、20%の明るさで照らすことには、周囲の人間に不便を感じさせないということと、防犯という2つの狙いがある。消費電力量削減を考えれば、周囲に人間がいない時は消灯してしまうという考え方もあるが、消灯してしまうと周囲が真っ暗になってしまう場合がある。真っ暗になると、その場所にいる人は何も見えなくなり不便を感じるだけでなく、犯罪の被害に遭う可能性もある。

 さらに同社は、検知エリア内に人間が入ってきて、明るさが変化すると周囲を行き交う人間の注目を集めるという。この効果により、さらに防犯効果が高まるとしている。

 人感センサーの検知エリアは15m×15mの範囲。駐車場に設置すれば、およそ12台分の駐車スペースをカバーできる。電源はAC100Vと200Vの両方に対応する。

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