蛍光灯より明るく消費電力は約34%節約、Hf32形代替の一体型LED照明LED照明

通常の蛍光灯よりも強く光るHf管の代替となる直管形LEDランプを、東芝ライテックやパナソニック エコソリューションズ社が発表している。日立アプライアンスはHf32形蛍光灯2本よりも明るく、消費電力を節約できる一体型LED照明を発売する。

» 2012年08月01日 10時00分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 日立アプライアンスはHf32形蛍光灯代替用の一体型LED照明「一体形LEDベース器具40形」4機種を2012年8月2日から発売する(図1)。同社が販売しているHf32形蛍光灯を2本付けられる照明器具と比較すると、明るさが約5%上がり、消費電力量を約34%節約できるという。

図1 日立アプライアンスが発売する一体型LED照明の新製品。Hf32形蛍光灯2本分よりも明るく光る

 新設計のカバーを採用し、光が下方向だけでなく、横や天井方向にも広がることが特長。また、光源となるLED素子と照明器具を一体型とすることで高さを40mmに抑えたことも特長。

 4機種の内訳は、光束が7350lmで消費電力が66Wの高出力タイプが2機種と、光束が5500lmで消費電力が51Wの定格出力タイプが2機種。どちらも平均演色評価数(Ra)は85。寿命は4万時間。価格は高出力タイプが5万6490円。定格出力タイプが4万1790円。

 高出力タイプと定格出力タイプのどちらにも、照度補正形と連続調光型を用意する。照度補正形は、使用開始時の明るさを抑え、寿命近くまで明るさを一定に保つ。一方、連続調光形は別売りの器具を使うことで明るさを制御できる。

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