12月26日(水)−東北で93.6%、東京は92.5%に上昇全国でんき予報2012冬

東日本を中心に気温が低下して電力需要が増大する。北海道・東北・東京の3地域は、いずれも17時台に今冬で最高値を更新する見通しだ。西日本の各地は需給率が90%を下回って安定した状態が続く。

» 2012年12月26日 10時28分 公開
[スマートジャパン]

 26日(水)の東北は前日の最大需要電力を60万kWも上回って1380万kWに達する予測で、今年の冬で最大の需要になる。供給力を引き上げるが、それでも17時台には需給率が93.6%と高いレベルになる見込みだ。同様に東京でも今冬で最高だった10日(月)の実績値(4480万kW)を大幅に超える4590万kWまで上昇する。

 電力不足の懸念から節電目標が設定されている北海道では、需給率そのものは88.4%と安定した状態が予想されるが、最大需要電力は東北や東京とともに今年の最高値を記録しそうだ。ただし事前に想定していた12月の予測値よりはまだ低く、心配な状況にはない。

12月26日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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