道東のメガソーラー、丸紅が3MW級を建設電力供給サービス

大規模なメガソーラーを各地に建設する丸紅が、北海道東部でも地元自治体と協力し、4カ所に分かれた3MW級を立ち上げる。

» 2013年04月24日 13時00分 公開
[畑陽一郎,スマートジャパン]

 丸紅は北海道東部の4カ所に合計3MWのメガソーラーを立ち上げると発表した(図1)。建設予定地の清水町と協定書を締結し、同社の子会社である三峰川電力が建設する。

図1 建設予定地(清水町)

 2013年5月に着工、2013年12月に完成を予定する。太陽電池モジュール1万2000枚を使用する。

 清水町第一発電所(仮称)の最大出力は約1.1MW、年間発電量として約110万kWhを見込む。このほか3つの発電所の最大出力はいずれも約0.65MW、年間発電量はそれぞれ約80万kWhである。4カ所の合計として年間約350万kWhを見込む。運用開始後20年間、北海道電力に売電する。

 丸紅は既に大分県で最大出力81.5MWのメガソーラーに着工しており、今回の清水町が2件目となる。今後、三重県と愛知県の県境に50MW規模を予定しており、宮城県にも32MWのメガソーラーを建設する予定だ。

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