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» 2015年04月10日 09時00分 UPDATE

蓄電・発電機器:お菓子と同じ紙箱を使う非常用マグネシウム空気電池、炭酸飲料でも発電可能 (1/2)

凸版印刷は「第6回 高機能フィルム展」で、古河電池と共同開発した非常用マグネシウム空気電池「MgBOX(マグボックス)」を展示した。4つの電池セルそれぞれに、500mlの水を注入すれば300Whの電力を発電できる。

[朴尚洙,スマートジャパン]

 凸版印刷は、「第6回 高機能フィルム展」(2015年4月8〜10日、東京ビッグサイト)において、古河電池と共同開発した非常用マグネシウム空気電池「MgBOX(マグボックス)」を展示した(図1)。

 マグボックスは、金属マグネシウムに水を加えることで発電する1次電池だ。災害時をはじめとする非常用の電力源として開発された。マグボックス内にある4つの電池セルに、それぞれ500mlの水を注入するだけで300Whの電力を発電する。マグボックスの電力は、専用のUSBボックスを介して、電圧5V/電流1.2Aの電力が2個のUSBインタフェースから出力される。

sp_150410toppan01.jpg 図1 凸版印刷が展示した非常用マグネシウム空気電池「MgBOX(マグボックス)」(クリックで拡大)

 この300Whという容量は、単一形のアルカリマンガン電池32本分と同じで、スマートフォンであれば最大30台分を満充電にできるという。発電時間は5日間だ。2014年12月から販売されている(関連記事)。

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