2万枚のシャープ製パネルを工場跡地に、京都府に出力4.87MWのメガソーラー太陽光

住宅設備メーカーのLIXILは京都府綾部市にある同社の工場跡地に、出力4.87MWのメガソーラーを建設した。2015年9月より本格的に稼働を開始する。シャープ製の太陽電池モジュールを1万9488枚設置して、年間発電量は4600MWhを見込んでいる。

» 2015年09月01日 11時00分 公開
[陰山遼将スマートジャパン]

 住宅設備メーカーのLIXILは京都府綾部市に建設したメガソーラー「LIXIL綾部SOLAR POWER」(図1)が、2015年9月より本格的に稼働すると発表した。同発電所の最大出力は約4.87MW(メガワット)で、年間発電量は一般家庭約900世帯分に相当する4600MWh(メガワット時)を見込んでいる。発電した電力は全て関西電力に売電する。

図1 「LIXIL綾部SOLAR POWER」の外観 出典:LIXIL

 同発電所はLIXILの綾部工場跡地を活用しており、施設対象面積は約6万5166平方メートル。2014年3月に再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の設備認定を受け、2014年11月から建設に着工し2015年8月に完成した。設計・施工は日本コムシスが担当している。

 太陽電池モジュールはシャープ製で、シリコン系多結晶型のものを1万9488枚利用しており、500kwのパワーコンディショナーを8台設置した。太陽電池モジュールを設置する架台には、LIXIL製のアルミ架台「ソーラーベースプロ<前柱タイプ>」を368アレイ分利用している(図2)。

図2 「ソーラーベースプロ<前柱タイプ>」の設置イメージ 出典:LIXIL

 同架台はアルミ材を使用することにより、鉄を利用した架台と比較して重量比重が約3分の1と軽量なのが特徴だ。軽量であるため大型重機を用いずに設置工事が行えるという施工性能の高さや、耐食性に優れるためメンテナンスコストを抑制できるといった利点があるという。太陽電池モジュール面は最大40度まで調整が可能だ。積雪の多い地域での利用にも対応している。

 LIXILは2011年2月に熊本県の有明工場(出力3.75MW)、茨城県の岩井工場(同3.75MW)、2014年5月に福島県の須賀川工場(同6.35MW)の3カ所にメガソーラーを設置しており、今回のLIXIL綾部SOLAR POWERは4カ所目となる。

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