遊技機メーカー オーイズミの連結子会社である神奈川電力は、建設中だった栃木県内の太陽光発電所が完成し、運転を開始したと発表した。
新たに栃木県那須郡那珂川(なかがわ)町に完成した太陽光発電所「神奈川電力栃木太陽光発電所」は、ゴルフ場(新・ユーアイゴルフクラブ)の跡地(図1)を活用したもので、用地面積は41万6700平方メートルとなる。
平たんで見晴らしのいいゴルフコースを活用して、7万7000枚の太陽光パネルを設置し、20万5kW(キロワット)の出力を計画する。年間発電量は2342万kWh(キロワット時)でこれは、一般家庭約6500世帯分に相当するという(図2)。総事業費は約57億円となり、計画と施工はパナソニック環境エンジニアリングが行ったという。
神奈川電力では既に神奈川県内に「県央厚木第一発電所」と「県央厚木第二発電所」の2カ所の太陽光発電所を建設し運転を開始している。新たな栃木県内の太陽光発電所と合わせると発電能力は24MWに達するという。
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