東芝が1位に、住宅太陽光メーカーの満足度調査太陽光

リフォーム関連サービスを展開するローカルワークスは国内の住宅用太陽光のユーザーを対象に、メーカー満足度調査を実施した。満足度1位は東芝で、国内メーカーが上位を占めた。

» 2017年01月23日 07時00分 公開
[陰山遼将スマートジャパン]

 リフォーム関連サービスを展開するローカルワークスは2017年1月19日、住宅用太陽光メーカーの満足度調査結果を発表した。5年以内に太陽光発電を導入した全国のユーザー950人を対象にアンケートを実施したもので、製品の満足度の他、購入先などについて調査している。

1位は東芝、国内メーカーが上位に

 現在利用している太陽光発電メーカーの満足度について聞いたところ「大変満足」「満足」と回答したユーザーの割合では、東芝が1位となった。2位は京セラ、3位はパナソニック、4位はシャープ、5位は三菱電機と続き、国内メーカーが上位を占める結果となった(図1)。

調査結果の概要(クリックで拡大)

 海外メーカーの太陽光パネルは価格が安く、初期導入費用を抑えられる場合が多い。一方、国内メーカーは日本の寄棟屋根に合わせた形状のモデルの展開に注力している傾向にある。そのため、設置できるパネル容量の多さや、発電効率などが満足度の向上に寄与している可能性もある。

多くが近所のリフォーム専門店で購入

 太陽光発電の購入先について聞いたアンケートでは、約25%のユーザーがリフォーム専門店と回答した。続いて家電量販店が19%、ホームセンターが9%となっている。また、購入の際に何社から見積もりを取ったかという問いに対しては、2社以上と回答したユーザーが54%を占めた。

 導入に掛かった初期費用に関するアンケートでは、54%以上が180万円以上だったと回答。安くない買い物であるだけに、複数社から見積もりをとるユーザーが多いようだ。また、パネルの搭載量はについては4〜5kW未満が45%、4kW未満のユーザーが30%という結果となり、5kW未満のパネルを導入している家庭が大半となった。

 なお、今回のアンケート調査の回答者の居住地は、関東が34%、近畿が17%、東海が13%、北海道・東北が12%、九州・沖縄が10%、中国・四国が9%、北陸・北信越が5%で、戸建て住宅のユーザーを対象にアンケートを実施した。

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