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» 2017年05月23日 13時00分 UPDATE

エネルギー管理:高圧の通電状態を“無電源”で確認できる装置 「世界初」

Wave Energyは「JECA FAIR 2017〜第65回電設工業展〜」(2017年5月17日〜19日/東京ビッグサイト)で、高圧の電気通電状態を無電源で確認できる表示装置などを展示した。

[長町基,スマートジャパン]

無電源で高圧の電気通電状態を見える化

電設工業展のブースの様子

 総合展示会「JECA FAIR 2017〜第65回電設工業展〜」が2017年5月17〜19日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。Wave Energyは「世界初」としている高圧の電気通電状態を無電源で確認できる「エナジーチェッカー」や、DC1500対応の接続箱「SOLAR BOX」の実機を出品した他、主力製品のSOLAR SPECの模型などを展示した。

 エナジーチェッカーは高圧の通電状態を見える化し、感電防止に効果を発揮する表示装置である。高圧導体や高圧テーブルに直接取り付けるだけで、通電時に本体のLEDが点滅し、加電状態を無電源で確認することができるという。半永久的に作動、危険を知らせ続けることが可能となっており、同社は「作業員の安全確保を目指した製品」とコメントしている。

 また既存の高圧盤への後付けが可能で、複数箇所に取り付けて危険の可視化を簡単に実現することができる。内部に広範囲電極を取り付けることで、あらゆる方向からの静電誘導を受け、高効率化も図っているとする。高圧ケーブル(KIP)などにもインシュロックで直接縛るだけで、加電状態をLEDの点滅で確認できるようだ。

 高圧盤内部の微弱な静電誘導だけで点滅する構造となっており、電池など一般的なエネルギーも不要で、半永久的に作動するのでコスト削減にも結び付く。高圧盤と特高盤の内部に複数個取り付け、通電中を確実に見える化することで感電を未然に防止する。複雑な系統回路(二重化された系統など)で、高圧導体やケーブルに直接取付けることで、通電中の表示が可能となり、一部系統の切り忘れなどによる感電防止に役立つ。

 LEDの点滅周期は1秒間。サイズは40×17×150mm、重量は75g。同社では「他にない製品だけに展示会の来場者からの関心も高い」として、今後の発売を目指すとした。

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