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» 2018年01月17日 07時00分 公開

スマートホーム:パナソニックがAI対応HEMSを販売、新築戸建市場からの脱皮を狙う (1/2)

パナソニックは、スマートHEMSの中核商品「AiSEG2」をバージョンアップし、2018年3月21日より発売する。新型AiSEG2の発売によって、従来HEMSの市場だった「新築戸建&エネルギー」に加え、集合住宅やリフォーム市場の開拓を狙う。

[松本貴志,スマートジャパン]

つながる機器の増加とAI活用でさらなる普及をめざす

 パナソニックは2018年1月16日に東京都内で記者会見を開催し、スマートHEMS(家庭向けエネルギー管理システム)の中核商品「AiSEG2(アイセグ2)」をバージョンアップし、同年年3月21日より発売すると発表した。HEMSとつながる機器の増加やAI活用機能を搭載した新型AiSEG2の販売開始より、従来HEMSの市場だった「新築戸建&エネルギー」に加え、集合住宅やリフォーム市場の開拓を狙う。

7型モニター機能付のAiSEG2 (7型モニター機能付)(クリックで拡大)
松本亮氏

 パナソニック エコソリューションズ社エナジーシステム事業部新事業推進センター部長松本亮氏は新型AiSEG2の紹介に先んじて、同社が提供するスマートHEMS製品の販売実績を振り返った。2012年11月より販売を開始した初代AiSEGからの累計販売台数は12万台を超え、新築戸建市場シェアで首位(同社調べ)を獲得しているという。

 そこで同社はさらなるスマートHEMS普及を目指すべく、従来HEMSの導入に関心が薄かった層に対して提案が可能な新サービスを開発し、現行中核製品のAiSEG2をバージョンアップ。新しいサービスに対応させた。具体的な新サービスとは、「つながる機器の拡充」、「AIを活用した最適制御」、「スマートスピーカー利用による音声操作の対応」の3点だ。

スマートHEMSのさらなる普及への課題(クリックで拡大) 出典:パナソニック

 「つながる機器の拡充」については、従来スマートHEMSの顧客より要望が寄せられていたといい4社23機種に対応していた従来システムから、2018年度中に14社27機種まで拡充するという。このつながる機器の拡充機能については、既設のAiSEG2にもファームウェアアップデートにより提供される。

 つながる機器が拡充したことにより、エアコンや照明などの遠隔一括操作に加えて、2018年3月からは帰宅前にスマートフォンアプリより床暖房操作やお風呂のお湯はりが可能になるなど、HEMSがハブになることで可能なスマートホームを提案できるという。

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