スマートエネルギーWeek 2018 特集
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» 2018年03月01日 07時00分 公開

太陽光:200%の過積載に対応、施工費も削減できる低圧太陽光向けパワコン

オムロンは「スマートグリッドEXPO」で低圧太陽光向けの新型パワコンを披露。200%までの過積載に対応する他、施工性を高めたのが特徴という。

[スマートジャパン]

 オムロンは「スマートグリッドEXPO」(「スマートエネルギーウィーク 2018」、2018年2月28日〜3月2日)に出展し、低圧野立て太陽光向けパワーコンディショナー(パワコン)の新製品「KPVシリーズ」を披露した。200%までの過積載に対応する他、小型・軽量化を図り施工性も高めたのが特徴という。価格はオープンで、2018年4月から販売を開始する。

低圧向けパワコン「KPVシリーズ」

 KPVシリーズは低圧向けの出力5.5kW(キロワット)の単相パワコン。従来のKPMシリーズと比較して容積を80%、質量を64%削減して大幅に小型化を図った。重量は20kgで、作業者1人で運んで取り付け施工が可能だという。

「KPVシリーズ」の特徴

 野立ての太陽光発電用架台に広く採用されているC型鋼に対応し、直接取り付けが可能になっている。背板やベース板のコーキングなどの設置工数が不要なため、従来機と比較して設置にかかる時間は約半分になるとしている。

 さらに、複数台設置する場合のパワコン間の離隔距離を従来モデルの15cmから、3cmに縮小した。設置面積の縮小とともに、ケーブルなどの部材や工数が削減でるため、初期投資の削減に貢献する。

 入力電流値は1回路当たり最大12A(アンペア)と従来機より1A高め、高電流の太陽光パネルにも対応できるようにした。両面発電パネルにも対応する。さらに200%までの太陽光パネルの過積載に対応するのも大きな特徴だ。運転可能電圧範囲(DC50〜450V)と最大許容短絡電流(4回路で44A、3回路で36A)以下であることを条件に、200%までの過積載はメーカー保証という。

 KPVシリーズは一般タイプと重塩害対応タイプの2モデルを展開する。なお、一般タイプでも塩害地域への設置が可能としている。オムロンでは今後3年間で30万台を販売する計画だ。

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