AIによるマーケティング支援などを手掛けるなどを手掛けるユーザーローカルは8月20日、結婚式のスピーチ文を自動で執筆する「結婚式スピーチ生成AI」の提供を始めた。大規模言語モデル(LLM)を利用し、主賓と新郎新婦の間柄、名前やエピソードを入力するだけでスピーチ文を生成できるという。利用料は無料。
結婚式スピーチ生成AIでは、あいさつやエピソード、思い出、お礼、締めの言葉と祝辞の流れに沿った原稿を15秒ほどで作成。別れを連想する言葉や重ね言葉など、NGワードを避けながら、スピーチにして2〜3分ほどの文量を執筆する。箇条書きで入力した新郎新婦の印象やエピソードを分析し、人柄紹介などで祝辞に盛り込むことも可能だ。
例えば、自分を新郎の上司に設定し、新郎の良いところに「誠実」「信頼できる」、新郎とのエピソードに「実務では、どんな仕事でも真剣に取り組んで、チーム内でもかなりの信頼を得ている」と書き込んでスピーチを生成してみると、「彼は持ち前の誠実さで、どんな仕事にも真剣に取り組み、周囲からの信頼も厚く、まさにチームの要ともいえる存在です」という文章の入った原稿を出力してくれる。
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