米OpenAIは2月21日、Web上のタスクを代行するエージェントサービス「Operator」を日本向けに提供を始めたと発表した。月額200ドルの有料プラン「ChatGPT Pro」のユーザー向けに機能解放したと、公式X(@OpenAI)上で投稿した。
Operatorは、飲食店やホテルの予約などのWeb上で行うタスクを代行してくれるエージェントサービス。例えば「7月7日から12日まで泊まれる石垣島のホテルを予約してください」とチャットで指示をすれば、AIがその条件でWeb検索してくれる。記者が試してみたところ、Booking.comを開き、ホテルの予約を進めてくれた。
AIがWebを操作している様子は、チャット画面上で確認できる他、行動履歴も文章として残してくれる。また途中、「石垣島の7月7日から12日までの宿泊先を検索したところ、182軒のホテルが見つかりました。特定の予算や希望の設備、または場所などのご希望はありますか? それに応じてホテルを選びたいと思います」と予算感などについて、再度人間側に判断を仰ぐ場合もある。
OpenAI、Webでのタスクを代行するエージェント「Operator」発表
OpenAI、Webタスク代行エージェント「Operator」のリスク対策を説明
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