“GPU2個でGPT-4o”並みの性能 AIモデル「Command A」登場 「Transformer」開発者が発表
大規模言語モデル(LLM)の基礎技術「Transformer」開発者の1人、エイダン・ゴメスさんがCEOを務めるカナダのAI企業Cohereは3月13日(現地時間)、生成AIモデル「Command A」を発表した。GPU2個で動作できるのが特徴。それにもかかわらず、米OpenAIの「GPT-4o」や中国DeepSeekの「DeepSeek v3」と遜色ない性能を実現したという。
他のAIモデルが稼働する際、一般的に32個のGPUを必要とするなか、Command Aは米NVIDIAの「A100」または「H100」2個で動作するという。GPT-4oやv3との性能比較では、コーディングや学術分野、エージェントタスクで同等の能力を発揮した。人間による評価でも、両モデルとほとんど変わらない性能を示したとしている。
25万6000トークンのコンテキストウィンドウを備え、長大なテキストにも対応できる。出力速度に優れ、最大156トークン/秒の速度(GPT-4oの1.75倍、v3の2.4倍)でトークンを生成できるという。また日本語を含む23言語にも対応する。
Command Aは、同社のプラットフォームとHugging Faceで公開中。研究用途で利用できるという。近日中に主要なクラウドサービスでも展開予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia AI+に関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
よく見られているカテゴリー
アクセスランキング
-
1
「Claude Fable 5」「Mythos 5」全面停止 米政府の指令により Anthropicは早期復旧を宣言
-
2
最新AI「Fable 5」でYouTube動画作ってみた 想像以上の出来に驚愕、ただし大きな弱点も
-
3
「ChatGPTのコネクタでつながるし、M365 Copilotいらなくない?」→有識者3人に聞いてみた 知らないと損するコンテキスト管理「Work IQ」の仕組み
-
4
データセンター建設に足りないのは「発電」ではなく「送電」 AI需要で電力消費26%増、Gartner予想
-
5
“AIが電力使いすぎ問題” 「電力不足」懸念で、発電能力より深いボトルネックとは
-
6
「猫も杓子もAI」な現状は今後も続くのか?【後編】AI時代に必要な3つの検討事項
-
7
「もはや宗教」のClaudeに焦るOpenAI 流出メモが暴いた覇権交代のリアル
-
8
トヨタが抜かれる日――キオクシア首位奪取、2005年「時価総額トップ10」を振り返る
-
9
JASRAC、「AI作曲・人間作詞」の曲は管理します――「人間の創作的寄与の有無」で線引き
-
10
「日本がいないと成り立たない」世界へ、フィジカルAIが導く独自の交渉力
SpecialPR
ITmedia AI+ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmedia AI+をフォロー
あなたにおすすめの記事PR