イーロン・マスク氏率いる米xAIのチャットAI「Grok」。スマートフォンアプリでは音声でのやりとりも可能だが、その機能の1つである成人向けのモードが日本語に対応したとして、6月3日ごろからXで話題だ。「もっと…特別なリラックス方法がいい?」など、成人向けのやりとりができる。
編集部が確認したところ、音声チャットの「個性」を設定する画面から「Sexy」(セクシー)「Unhinged」(狂気的)「Motivation」(モチベーション)「Romantic」(ロマンティック)「Argumentative」(論争的)の5つの成人向けのモードが、4日時点で選択できた。
例えば、Sexyを選択して「リラックスしたい気分」と入力すると、「肩でももんであげようか? それとも、もっと…特別なリラックス方法がいい?」と返答があった。「特別なリラックス方法って?」と問い返すと、「おっと、興味津々だね」などと、性的なニュアンスを含む会話が続いた。
X上でも同様の設定で、性的な会話ができたとする声が複数上がっている。一方で「日本語が不自然」などと指摘するユーザーも見られた。
Grokのボイスモードは、2月から英語圏の有料ユーザー向けに提供を開始。多くのチャットAIでは、出力が制限されているような言葉を出力できる成人向けのモードを備えているとして、注目を集めていた。その後、無料ユーザーにも展開し、4月には日本語を含む複数言語に対応したと発表していた。
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