さくらインターネット、通期業績予想の営業利益が“9割減” 「生成AI向け大型案件終了の影響」
さくらインターネットは7月28日、4月28日に公表した2026年3月期通期(25年4月1日~26年3月31日)の連結業績予想を下方修正すると発表した。売上高を404億円から365億円に、営業利益を38億円から3億5000万円に、経常利益を34億円から4億円に、親会社の株主に帰属する純利益を24億円から2億円に引き下げる。「継続を見込んでいた生成AI向けの大型案件終了の影響」という。
下方修正の内訳としては、GPUインフラストラクチャサービスの売上予想を、158億円から85億円に引き下げた。一方、グループ会社の案件獲得などにより、その他のサービスの売上予想を57億円から87億円に引き上げた。
今回の修正について、同社は「GPUインフラストラクチャサービスの売上減少による一時的な利益減少」と述べる。他方、8月には米NVIDIAのGPU「B200」の提供を開始するとして「将来の市場ニーズの成長に対応するGPUを十分に確保している」と説明。今後は、クラウド型のスーパーコンピュータや、生成AI向けプラットフォームなどの提供により「大口~中小口顧客向けのラインアップの拡充と販売を全社を挙げて加速させていく」(さくらインターネット)
さくらインターネットは同日、2026年3月期第1四半期(25年4月1日~6月30日)の連結業績も発表した。売上高は74億9215万2000円となり、第1四半期としては過去最高になった。一方、GPUインフラストラクチャサービスの売上減少などの影響により、営業損失が4億5717万1000円、経常損失が4億3827万7000円、親会社の株主に帰属する純損失が3億2437万9000円となった。
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