米GoogleのチャットAI「Gemini」のiOSアプリが、9月19日午後8時時点で、日本のApp Storeの無料アプリランキングで1位を獲得している。Geminiアプリからも利用できる、Googleの新たな画像生成AI「Gemini 2.5 Flash Image」(通称:nano-banana)の人気も影響したようだ。
同時点で、米OpenAIの「ChatGPT」は無料アプリランキング2位。過去のWebページが確認できる「Wayback Machine」によると、10日時点では、ChatGPTが1位でGeminiが2位だったため、順位が入れ替わった形だ。
nano-bananaは、複数の画像を生成する際に画像内の人やモノの一貫性を保持する機能や、自然言語の指示による画像編集の性能が高いことが特徴。8月末の発表以降、AIによる画像のフィギュア風の変換がSNSで流行する一因となるなど、多くのユーザーの注目を集めている。
米国のApp Storeでは、15日時点(現地時間)で、無料アプリランキングでGeminiがChatGPTを抜いて1位を獲得していると、米IT専門メディアの「CNET」が報じていた。
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