日本テレビ放送網が、番組制作にAIエージェントを導入している。朝の情報番組「ZIP!」では、「?よミトく!」のコーナーに活用。AIエージェントがネタ探しから企画提案、企画書作成までを担当しており、企画決定までのプロセスを大幅に短縮できているという。
親会社の日本テレビホールディングスが2月5日に行った2025年10〜12月期の決算会見で説明した。
「?よミトく!」は、生活の素朴な疑問や気になるトレンドを深掘りして調査するコーナー。
制作過程は従来、ディレクターがネタ探しから提案、企画書作成、企画決定、見せ方の決め、ロケ、VTR/原稿作り、オンエアまで担当していた。
導入したAIエージェントには、総合演出の判断軸やディレクターの個性など社内の知見と、Google検索結果など外部の情報を統合。ネタ探しや提案、企画書作成、見せ方の提案をAIが担当し、ディレクターはそれ以外の業務に専念できるという。
また日テレは、実写映像と生成AI映像を融合させたドラマ「TOKYO巫女忍者」を、KANAMELと協業して放送・配信するなど、AI活用に取り組んでいる。
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