楽天の最新AI、ベースは“中国DeepSeek製”? 担当者に聞いた(2/2 ページ)
楽天の説明は?
楽天の担当者に、Rakuten AI 3.0のベースモデルを聞いたところ「非開示」として回答を避けた。Hugging Faceの一部のページにDeepSeekの表記があったのは、同サイトの仕様上の問題と述べた。「AIモデルのパラメータ数などが自動的に計算され、DeepSeekと出てしまうが、『表記=DeepSeek』というわけではない」(担当者)
なお、Rakuten AI 3.0の設計を示すファイル「config.json」に、DeepSeek-V3をアーキテクチャとして指定する文言が確認できることから、AIモデルの“骨組み”に当たる部分には、DeepSeek-V3を利用しているとみられる。ただし、AIの学習によって値が変化する「重み」にも、DeepSeek-V3が学習した結果を使用しているかは不明だ。
担当者は、安全性も確保していると説明した。「Rakuten AI 3.0は、楽天の隔離されたクラウド環境で開発している。データが外部に送信されるようなことは全くない」「出力についても、日本の需要に最適化した楽天独自のデータにより追加学習し、正確な処理ができるよう調整している」(担当者)
Rakuten AI 3.0の学習では、楽天のサービスで共通して利用できる「Rakuten ID」にひも付いたユーザー情報は利用していないという。またRakuten AI 3.0は、現時点で同社のAIサービスに導入しておらず、将来的な活用を検討している段階とした。
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