つねに筆記具を持ち歩くのにぴったりな、手帳に増設できるユニークなペンホルダー3製品を紹介しよう。
会議や商談の席で、ノートや手帳はきちんと持参していながら、肝心のペンを忘れてしまった、という経験はないだろうか。ページを開いてさあ書き込もうとした時に筆記具がないことに気付く、そのきまり悪さといったらない。ノートや手帳にペンを挿しておけないがゆえに起こる悲劇である。
ペンを携帯する場合、胸ポケットに挿したり、バッグの中に忍ばせるのももちろんだが、対で使うノートや手帳とペアで持ち歩くようにすれば確実だ。そのためにはノートや手帳にペンホルダーがあることが望ましい。今回はこうした場合に便利な、後付タイプのユニークなペンホルダー3製品を紹介しよう。
まず最初に紹介するのは、名前そのまんまの「ペンホルダー(大)」だ。6穴のリングファイルや手帳にセットするための3つの穴が開いた、ビニール製のペンホルダーである。
ちょっと頑張れば自作できてしまいそうな品ではあるが、いかんせんペンホルダーは着脱を頻繁(ひんぱん)に行うアイテムであり、強度が重要になる。厚手のビニールを用いた本製品は、リングの縁も破れにくいように補強されており、安心して利用できる。径が15ミリまでのペンに対応する。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
ペンホルダー(大、販売サイト) | 200円 | 三習工業 |
次に紹介するのはLEUCHTTURMの「PEN LOOP」だ。革製の手帳の表紙などに両面テープで貼り付けるタイプのペンホルダーである。同社製のノートはもちろんのこと、MOLESKINEなどにもマッチする。海外製品だが輸入雑貨店での取り扱いも多い。
両面テープで固定するため、前述のビニール製ペンホルダーと違って取り付ける手帳やファイルを選ばないのが特徴だ。ただし厚みがややあるため、スリムさが売りの手帳などに取り付けると少々かさばる。ペンを差し込むバンドはゴム製なので、ペンの太さに関係なく利用できる。実際に使った限りでは10ミリ程度が上限だと感じた。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
PEN LOOP | 504円 | LEUCHTTURM |
最後に紹介するのは、しおりの機能を兼ねたペンホルダー「BOOK MARKER with PEN HOLDER」だ。音符を模した形状をしており、本に挟み込んで使用する。金属製でそこそこの重量感がある。
背にひっかける構造だけにバインダータイプの製品には対応せず、無線とじの手帳、さらには書籍などに向いている。マーカーで線を引きながら読書をするといった人に向いていそうだ。参考書やリファレンスなどの書籍にもぴったりだろう。ペンの径は12ミリまで対応する。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
BOOK MARKER with PEN HOLDER シルバー(GB085、Amazon) | 714円 | HIGHTIDE |
これ以外にも、手帳を留めるゴムバンドと一体化したタイプや、クリップ式の製品もある。使用する手帳やノートの仕様に合わせて、チョイスするとよいだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.