販売中、もしくは間もなく発売開始するスタイラスペンの中から、スマートフォンやタブレットを使うユーザーにオススメしたいものを3つピックアップした。
タブレットを手で操作していて、画面に指紋が付くのが気になったことはないだろうか。数回タップする程度ならまだしも、お絵かきアプリや手書き文字入力ができるアプリなどを使っていると、画面の汚れが気になってくるもの。
そうした際にオススメなのが、指の代わりにタブレットやスマートフォンを操作できるスタイラスペンだ。携帯型ゲーム機や電子辞書などで使ったことのある人も多いことだろう。近年では、iPadなどの普及により数多くのスタイラスペンが発売されている。
今回はその中から、実際に筆者が使っているものや、周りの人にオススメしてもらったスタイラスペンを3つ紹介する。
まずは、ペンタブレットメーカーの老舗、ワコムが発売する「Bamboo Stylus solo」だ。今回紹介する中では、唯一、ペン先がゴム製となっている。
持ったときに安定感がでるように、全体のバランスを考えて長さ、太さを設計している。持っていると確かに手にフィットする感じだ。個人的にいいなと感じたのは、画面にタッチしたときの吸い付き感。筆圧が弱い人でも滑ることがなく、確実に検知してくれる。あまり力を入れずに触れた感覚でそのまま文字を書けるので、長時間メモを取る人などにオススメしたい。後は本体カラーが6色から選べるので、デザインにこだわる人にもいいだろう。
なおワコムでは最近、Bamboo Stylusシリーズの新商品も発表した。詳細は以下記事に記載してあるが、長さを収縮できるのが特徴だ。
発売元 | サイズ(直径×長さ) | 重さ | 実売価格 | カラーバリエーション |
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ワコム | 9×120ミリ | 20グラム | 2980円 | 6色(ブラック、ホワイト、オレンジ、ピンク、グリーン、ブルー) |
2つめに紹介するのが、「Su-Pen CL」だ。これは手書きノートアプリ「7notes」などを提供するMetaMoJiが手掛けたもので、2011年10月に発売した「Su-Pen」の最新モデルとなっている。
Su-Penは、ソフトウェアメーカーのMetaMoJiがタブレットでの手書き入力をもっと気持ちよくできるようにしたい、という想いで開発したもの。特にペン先にこだわっていて、Su-Pen CLは東京下町の金属文具職人に頼んで満足のいく書き味を実現したという。滑らかな書き心地を求める人にオススメといえるだろう。またキャップ付きなので、カバンなどに入れてもペン先を傷つける心配はない。
発売元 | サイズ(直径×長さ) | 重さ | 実売価格 | カラーバリエーション |
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MetaMoJi | 9.5×120ミリ | 20グラム | 2980円 | 3色(ブラック、ホワイト、ブルー) |
スタイラスを普段使いのボールペンとしても使いたい――そんな要望に応えたのが、ゼブラの「STYLUS U3」だ。
特徴は、連続使用しても持ちこたえる耐久性。ゼブラによると、内部構造にクッションゴムを2つ重ねる工夫を施すことで、シリコンゴム製のスタイラスペンに比べ20倍以上の耐久性を実現したという。実際に使ってみると、端末に触れたときにクッション性があり、少し触れただけでもほどよい筆感がある印象だ。
なおボールペンの中芯は、全国の文具販売店でスペアを購入できる。ボールペンとしても、スタイラスペンとしても長く使いたいという人のニーズを満たす商品といえるだろう。
発売元 | サイズ(直径×長さ) | 重さ | 実売価格 | カラーバリエーション |
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ゼブラ | 8.8×130.8ミリ | 14.2グラム | 2100円 | 4色(ブラック、ホワイト、ライトブルー、ピンク) |
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