本を見開きの状態でキープできるアクリルプレート「BOOK on BOOK」3分LifeHacking

「BOOK on BOOK」があれば、本を見開きの状態でキープできる。衝撃にも強く、クリップ型のようにページをめくる際に付けたり外したりしなくて済むのも利点だ。

» 2013年07月16日 10時30分 公開
[kizuki,Business Media 誠]
「BOOK on BOOK」。本を開いた際のカーブに沿うようアクリル板を加工してある

 本を広げた状態のまま上から重ね、ページがめくれないようにしっかりと押さえつけてくれるユニークな製品がある。TENTが発売している「BOOK on BOOK」だ。本を開いた際にできるカーブにぴったり合う形状をしていて、開いた上からそのまま載せるだけで、見開きのまましっかりと固定してくれる。

 本を広げたままの状態にしておくためのグッズは、クリップ型をはじめとして多数存在するが、使いづらさを感じる点が主に2つある。1つはページをめくる際に取り付けたり外したりといった手間が掛かること、もう1つはページを挟み込む力が弱く、強い風や衝撃などですぐに外れてしまうことだ。


断面。厚みは意外にあり、そのぶん自重も220グラムとそこそこある(画像左)、本の上に載せることで、見開きの状態で本をキープできる(画像右)

 本製品であれば開いた本の上から載せるだけで済むので、ページの端をいちいちクリップで留めるといった手間が掛からない。また自重で押さえる構造であるため、ふとした拍子に外れてしまう心配もほぼ皆無といっていい。ページにかなりの反発力があっても、自重ゆえにしっかりとキープできるというわけだ。


サイズは文庫または新書までで、画像左のように単行本サイズだと若干左右がはみ出る。画像右は文庫に載せたところ。上下がやや余るが、ページの端までをカバーできている。個人的にはリファレンス本に使える大判サイズの登場を期待したい

 対応するサイズは文庫および新書で、単行本サイズになると左右が若干はみ出る。実売価格は5880円と決して安くはないが、その品質は高く、実際に使ってみるとその価格も納得の出来だ。文庫や新書をテーブルに置いてじっくりと読む人にお勧めの一品だ。

製品名 実勢価格 発売元
BOOK on BOOK 5880円 TENT

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