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フリーランスが入院! そんなとき、どうする!?Re:Work(3/3 ページ)

「健康第一」という言葉があるほど、日々の体調管理は重要です。会社員であればまだしも、代わりのいないフリーランスにとって、急な入院などは致命的。もしも体調を崩してしまっても、仕事への支障を最小限にするため、日々準備しておくとよいこととは?

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退院をしてみて

 結果として、入院を理由に仕事が滞ることはありませんでした。入院中に納期のあった案件も対応できましたし、むしろ入院中に新しいお仕事を受けることも。

 しかし、

 「もしノートPCがなかったら?」

 「もしモバイルルータ(およびテザリング対応スマホ)がなかったら?」

 「もし仕事のデータをクラウドで管理していなかったら?」

 と考えると、ゾッとします。今回は盲腸ということで入院期間も短かったですが、いつ、どんな病気になるかは分かりません。事故だってありえるでしょう。長期間にわたって一切仕事ができなくなれば、生活そのものに大打撃です。私は家庭がありますから、家族のことを考えても怖くなります。

 『もしも』への備えは、誰にとっても大切です。特にフリーランスであれば、その重要性はより高くなるでしょう。今元気でも、明日どうなるかは分からない。私自身も今回の入院を終えてみて、実際に何事もなく済んだものの、「甘く見ていた」と感じています。自分自身の働き方に応じた備えは、ぜひとも一度考えてみてください。

著者紹介:三河賢文(みかわ・まさふみ)

 1983年岩手県生まれ、宮城県育ち。人材コンサルティング会社、Web関連会社での勤務を経て、2010年6月にナレッジ・リンクスとして独立。「時間の自由」を第一としたワークスタイルを実践中。多くのSOHOやフリーランスワーカーとパートナー関係を持ち、業務機会の提供を行っている。プライベートでは2人の子どもを持ち、マラソンやトライアスロンにも挑戦。ITやビジネス全般を中心とした執筆活動も行う。



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