インタビュー
» 2015年11月11日 08時00分 UPDATE

水曜インタビュー劇場(カレー公演):なぜ「ココイチ」の味は“普通”なのに、トップを独走しているのか (4/7)

[土肥義則,ITmedia]

メニューにも「お客さま目線」

宮崎: それはダメ。本部の人間が店を巡回していまして、アンケート用紙が目立たないところに置いていれば、指導されるんですよ。やましいことをしていなければ、目立つところに置けますよね。テーブルの上、レジの近くに。

土肥: き、厳しい(汗)。

宮崎: 外食産業は“クレーム産業”でもありますから。

土肥: 日本マクドナルドは異物混入などで、大変な事態に陥りました。他人ごとではない?

宮崎: もちろんです。クレームをゼロにすることはできません。ただ、それに目をそむけてはいけません。例えば、ココイチの制服は半そでなのですが、脇毛が落ちないように、内側にネットを貼っているんですよ。これは特注。

土肥: ほー。

宮崎: ココイチには40種類ほどのメニューがありますが、ここにも「お客さま目線」が含まれています。メニューだけでなく、トッピング、ルーの甘さ・辛さ、ライスの量もすべて「お客さま目線」から生まれました。その結果、“マイカレー”を楽しまれるお客さんが増えてきました。例えば、ハンバーグにチーズをのせて、卵をのせて、辛さは4カラで……といった感じ。

土肥: どのくらいの人がマイカレーを注文されるのですか?

宮崎: 約4割ですね。

土肥: 創業者はココイチを創業する前に、有名なカレー店を食べて回られたんですよね。で、毎日食べても飽きないような味を目指すことにした。なぜマイカレーを好むお客が増えているかというと、毎日食べても飽きないような味にしたからではないでしょうか。もし、ものすごくおいしいカレーであれば、トッピングはしない。それだけで満足するから。そう考えると、毎日食べて飽きないカレーの味は、マイカレーを好むお客を増やすのにピッタリだったのではないでしょうか。

宮崎: そうかもしれません。

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