ただ、菅原さんは「人を紹介していけばいつか人脈という物は尽きる。営業の本分はあくまで新規開拓。一から人間関係を構築する手段が、飛び込み営業やテレアポなのではないか」とみる。また、同サービスで知人の企業を紹介する動機は数万円の紹介料よりも、ちゃんと相手のためになるかどうかだと指摘する。
江田さんも「今もSaleshubに適しているのは、特質性が高かったり社会的に意義のある商品やサービス」と分析する。逆に、不動産などさほど業界内で差別化しづらい、一般的な商材ではあまり食い合わせが良くないと認める。
知らない人に何度も売り込んでは断られるつらさが付きまとう、飛び込み営業やテレアポ業務。Saleshubのような「リファラル」系サービスは果たしてその苦労を無くすシステムとなるのか、それともアナログな飛び込みは今後も残り続けるのか。注目が集まる。
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