インタビュー
» 2019年03月27日 08時00分 公開

水曜インタビュー劇場(臭み公演):コオロギが50匹入った昆虫食は、どのようにして生まれたのか (6/6)

[土肥義則,ITmedia]
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ザルにコオロギの脚が残る

土肥: 最後の質問です。コオロギを使った商品を開発して、販売している。このことに対して、周囲からはどのような声がありますか?

西本: ワタシは幼いころから昆虫が大好きなんですよ。いつか昆虫を使って何かをしたいなあと思っていたので、周囲からは「やっぱりね」「やると思っていた」といった声が多かったですね。家のキッチンでコオロギを調理していたのですが、家族は何も言いませんでした。仕方がないわね……といった感じで。

 いや、妹だけは違いました。コオロギをゆでて、ザルで水を切るときに脚がひっかかることがあるんですよね。コオロギの脚にはギザギザが付いているので、それが網にひっかかると、なかなか取ることができなくて。脚はきちんと取っているつもりだったのですが、ある日、何本か残っていまして、それを見た妹は激怒していました。「食べ物じゃないモノを使わないで!」と(苦笑)。

ケースの中でコオロギを養殖している

松居: コオロギなどを養殖するために、自分の部屋を改装しました。耐熱性を確保するために、壁紙の上にアルミを貼って。一日中暖房をつけて、部屋の中に虫のケースを並べました。その部屋を見た母親は、「なに、この部屋! 暑いし、臭いわ!」と言っていました。仕方がありません。虫もフンをするので、どうしても臭くなる。

 ただ、それだけでは終わりませんでした。コオロギは泣きますよね。夜、その音を聴いた母親は、「うるさい! 眠れないわ」と怒っていました(苦笑)。

土肥: 家族のご苦労があって、商品は完成したようですね。本日はありがとうございました。

(終わり)

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