文化学園大学(東京・西新宿)は去る4月23日、「Dr.マシリトと語る21世紀のMANGA戦略」と題する特別講義を開催した。
文化学園大学の「デザイン・造形学科 メディア映像クリエイションコース」では、多彩なゲストが出版・映像・Webのメディア状況を3年生に向けて語る、「新しいメディアのカタチ」という授業が行われている。その一環となる今回の特別講義に、『週刊少年ジャンプ』の元編集長であり、現在は白泉社の代表取締役会長を務める鳥嶋和彦氏が登壇。記事の前編(「『ジャンプ』伝説の編集長が語る「21世紀のマンガ戦略」【前編】」)では、同大学の特別外部講師・原田央男氏との対談を通して、デジタル化で大きく変わりつつある漫画業界の現状と今後について熱く語った。
講義の後半は鳥嶋氏の希望により、聴講者からの質問に鳥嶋氏が直接回答する形で講義が進行した。読者ターゲットでもある大学生から生の意見を聴きたかったという鳥嶋氏は、編集志望者も多くいた生徒たちに対して率直な言葉で自身の思いを伝え、講義はさらに盛り上がった。
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