#SHIFT

仕事と休暇を一緒にする「ワーケーション」 JTBとスノーピークがハワイで展開する事業の背景を直撃リゾート地でリフレッシュ(1/4 ページ)

» 2019年09月25日 06時00分 公開
[鬼頭勇大ITmedia]

 休暇先で仕事を行う「ワーケーション」。「仕事」と「休暇」をシームレスにし、より働き方を柔軟にする取り組みだ。日本航空や三菱UFJ銀行など一部の大手企業を中心に、導入が始まっている。また、さまざまな企業がワーケーション支援事業を開始。多くは国内観光地でのプログラムだが、中には海の向こう、ハワイで行うプログラムを提供する企業もある。

 プログラム名は「CAMPING OFFICE HAWAII(キャンピングオフィスハワイ)」。JTB(東京都品川区)とアウトドアオフィス事業を展開するスノーピークビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市)が、法人向けとして4月1日にサービスを開始した。主にアウトドアで実施し、テント設営などを通したチームビルディングや、企業トップ、来賓を集めて行うミーティングなど、自然を生かしたさまざまなプログラムを用意している。

ハワイで「ワーケーション」

 なぜ、ワーケーション事業を始めようと思ったのか。そして、日本企業にワーケーションは普及していくのか。こういった疑問を、仕掛け人であるスノーピークビジネスソリューションズの取締役で、事業戦略本部長を務める藤本洋介氏に聞いてみた。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.