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インタビュー
» 2019年10月09日 08時00分 公開

水曜インタビュー劇場(10秒公演):25年前に生まれた「inゼリー」は、なぜ過去最高を更新したのか (6/6)

[土肥義則,ITmedia]
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ニーズが多様化して、客層が広がる

土肥: 14年度の大リニューアルは大コケしたわけですが、その後は順調ですよね。3年連続で伸ばしていて、18年度には過去最高を更新している。その要因をどのように分析していますか?

針ヶ谷: 世の中がどんどん変化していることが、大きいのではないでしょうか。「仕事が忙しいので、食事は簡単にすませたい」「健康のことを考えて、きちんと栄養をとりたい」といった人が増えてきました。このほかも防災のためだったり、熱中症を防ぐためだったり、インフルエンザ対策だったり。

土肥: ニーズが多様化したことで、客層に広がりができたわけですね。

針ヶ谷: ただ、調査を行っても、利用したことがある人はまだまだ少ない。まだ利用したことがない人たちに、何ができるのか。その人たちの生活の中で、どのように役立つことができるのか。このことを考えて、提案していかなければいけません。

土肥: ちなみに、針ヶ谷さんは、inゼリーを最初に購入したのは何歳のときですか?

針ヶ谷: 中学生のときですね。当時、バスケットボール部に所属していて、試合のたびに購入していました。「これを飲めば、得点をたくさん取れるんじゃないか」と思って、グビグビしていました。

土肥: で、結果は?

針ヶ谷: 残念ながら、補欠だったので得点を取るどころか、試合にもでることができませんでした(涙)。

土肥: むむ。ということは、普段から飲んでいたほうがよかったとか?

針ヶ谷: 中学生にとっては、ちょっと高くて……。ただ、いま振り返ってみると、親からお金を借りてでも、飲んでいたほうがよかったのかもしれません(笑)。

土肥: 本日はありがとうございました。

(終わり)

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