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ホリエモンが斬る! “予防”というインセンティブなき「国民皆保険の欠陥」堀江貴文が語る「予防医療」(4/7 ページ)

» 2019年10月12日 05時00分 公開
[田中圭太郎ITmedia]
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予防医療検定や健康経営を数値化する

堀江: 僕らはWebでテストをする予防医療検定というものを作っています。近い将来、こういうトークイベントの前に受けてもらうことも考えています。その企業版を作るのもいいかもしれないですね。予防医療検定企業版。

三輪: 健康に興味を持っていれば、受ける企業がありそうですよね。

堀江: 結構効くと思うんですよ。予防医療検定を企業単位で実施して、95%以上の人が検定3級以上に受かった企業を認定して、楯か何かを贈る。

金子: 数値化はいいですね。数値化されると頑張らないといけないと思い始めますから。

堀江: 僕のコンサル先で面白いことをやっている人たちがいます。恋愛四季報というのを出しているんですよ。

金子・三輪: 恋愛四季報(笑)。

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堀江: 株式の四季報がありますよね。あれの恋愛偏差値版です。キーエンスとか、楽天とか、電通とか、そういう会社の名前が並んでいて、モテ偏差値で企業を格付けしていくという。

三輪: 一般女子からのモテ偏差値ということですか。

堀江: 女子も男子もです。

三輪: 面白い。

金子: 一般の人からの評価は大事ですね。

堀江: これは就職ビジネスに役に立つなと思っています。つまりみんな、恋愛偏差値の高い会社に入りたいですよね(笑)。恋愛偏差値の低い会社には入りたがらない。だから上げようと努力すると思いますよ。

三輪: 確かに評価の軸を作るのはいいかもしれない。

堀江: だから例えば、健康経営偏差値みたいなものを作るといいかもしれないですよ。

金子: 数値化されると、入社するときに選べるからいいですよね。企業にとっても、改善しなきゃいけないというインセンティブにつながる。

堀江: 作りますか。健康経営偏差値。

金子: 作りましょう。

堀江: 検定にもつなげて、会社を格付けする。ここの会社はAAAですみたいな。協会として勝手にそういうのを作ってみることで、企業単位で変えていけるかもしれないですね。

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