アパレルから音楽まで、米国で加速するマスクビジネス 日本人が学べる“精神”とは世界を読み解くニュース・サロン(5/5 ページ)

» 2020年05月14日 07時00分 公開
[山田敏弘ITmedia]
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政府に依存しすぎない、柔軟なアイデアを

 アベノマスクに限らず、給付金の問題など明らかに突っ込みどころが多い政策が続いており、行き当たりばったり感が否めず、ネット上ではその度にひどく炎上を続けているが、それでも政府もなんらかの形で国民を支えようとはしているだろう。ただ、PCR検査数を少なめに抑えているにもかかわらず、政治家は感染者数すらきちんと把握できない。支援も十分には行き届かないと感じる向きも多いだろう。

 2011年に発生した東日本大震災と福島第一原発事故で、当時、民主党政権の対応には多くの人がいら立ちを隠さなかったが、今回の自民党の対策にもそれと同等レベルのいら立ちを感じている人も多いだろう。とにかくどんな政権であっても、政府にだけ完全に依存するのは危険だということではないか。

 それならば自分たちでも何か対策していくしかない。欧米がマスクでやっているような柔軟なアイデアが、今こそ必要ではないだろうか。

筆者プロフィール:

山田敏弘

 元MITフェロー、ジャーナリスト、ノンフィクション作家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版に勤務後、米マサチューセッツ工科大学(MIT)でフルブライト・フェローを経てフリーに。

 国際情勢や社会問題、サイバー安全保障を中心に国内外で取材・執筆を行い、訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文藝春秋)、『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『CIAスパイ養成官 キヨ・ヤマダの対日工作』(新潮社)、『サイバー戦争の今』(KKベストセラーズ)がある。テレビ・ラジオにも出演し、講演や大学での講義なども行っている。


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