クルマはどう進化する? 新車から読み解く業界動向
連載
» 2020年11月02日 07時00分 公開

池田直渡「週刊モータージャーナル」:やり直しの「MIRAI」(前編) (3/8)

[池田直渡,ITmedia]

 一方で、従来フロントにあったモーターは後方に移植されて、リヤ駆動へと改められ、FR車でいえばリヤデフの位置に単独でマウントされた。こちらは従来の113kWから134kWへとパワーを向上させている。

リヤ車軸からわずかにオーバーハングしてレイアウトされる駆動モーター

 回生電力を貯め、フル加速時にFCスタックをアシストする駆動用リチウムイオンバッテリーは、モーター直上に位置する。

 フロントのFCスタック+インバーターと、リヤのモーター+駆動用バッテリーをつなぐのは、動力用高圧ケーブルだけなので、本来センタートンネルがいらなくなるはずだが、むしろこのセンタートンネルを拡幅して、そこに3つある高圧水素タンクの1つを収めている。このセンタートンネルの拡幅はボディ剛性に確実に効くだろう。

GA-Lプラットフォームのセンタートンネルを水素タンクの収納スペースとして利用する

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