ポータルサイトに注目すると、Yahoo! JAPANは動画広告がデータ転送量の大きな比率を占めた。gooはコンテンツ・広告ともにJPEG画像が最も大きな比率となった。 今回の調査で広告比率が最も高いのがlivedoor for スマートフォンで、全体のデータ転送量のうち約92%が広告と推計された。
なお、何らかのキャンペーンが実施されている場合や、よりデータ転送量の多い広告にターゲティングされる場合など、そのときの状況やユーザーの行動によっても広告量は大きく変化する。上記の結果は、あくまで今回の調査手法による調査結果となる。
新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛や在宅時間の増加が影響し、国内インターネットのデータ転送量は、月によっては例年より約1.5倍に増加している。広告事業者にとっては追い風が吹いている状況だ。
一方で、ユーザーにとっては少なくない広告データの通信料も負担していることになり、広告に対する反発を生みかねない。データ転送量のうち約4割を占める広告量は適切なのか、今後は議論を呼びそうだ。
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