2020年も年の瀬。例年なら職場の大掃除や1年間で交換した名刺の整理を行う時期だが、今年はいつもとは異なる年末を過ごしている人も多いのでは。コロナ禍によって働き方が変化し、交換する名刺の数が減少。その一方で、以前よりもつながりの価値を大切に感じている人が多いようだ。
クラウド名刺管理サービスを運営するSansan(東京都渋谷区)が、20〜50代のビジネスパーソンを対象に「今年のビジネスの出会い」に関する調査を実施した結果、73.0%が「新しい出会いや人とのつながりを以前よりも大切に感じるようになった」と回答。新型コロナウイルスの影響で、外出や交流に制限がかかる状況となり、新しい出会いや人とのつながりの価値が例年よりも高まったことがうかがえる結果となった。
そのSansanが12月16日、1年の出会いの証ともいえる名刺を奉納する「Sansan名刺納め祭」を神田明神(東京都千代田区)で開催した。
「Sansan名刺納め祭」は、同社が2015年から開催している年末のイベント。例年なら同社のサービスを利用するユーザーが参加し、交換した約1万枚ほどの名刺を奉納していたという。しかし今年は新型コロナウイルスの影響から、初めてオンラインでの実施となった。
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